日韓夫婦の食の好みの違い。

SNSを見ていると年々、日韓夫婦がすごく増えているような気がします。
私たちが結婚した時も少なくはなかったけど、最近はスマホとかで連絡がすぐできるから結婚にまで発展するのかな。

私が韓国に住み始めてから、韓国人の友達はできないけど同じ日韓夫婦の知り合いは沢山できました。
でも、子供ができたら日本に帰っちゃったり、離婚して帰っちゃったり・・で段々音信不通に。
最近はコロナであまり人と会ってないから、新しい知り合いというのは出来にくいという感じです。

日本に帰国する理由は、子供の環境や教育のためが多いかな。
コロナ無くても空気悪いし、日本のように外でのびのびという風には行かないかも。それに熾烈な受験地獄だし。
離婚する原因は、借金や女問題があったりという旦那さん自体の原因が多い感じ。
韓国人とか日本人とか関係なく、そういう人とは信頼関係が構築できないから離婚するのも致し方ない。

よく問題になる嫁姑問題ですが、それが直接の原因で離婚したというのは聞いたことないなぁ。
姑達と文化の摩擦があっても、その間を取り持つ夫の度量の問題だと感じます。

うちの場合、嫁姑問題はあまり私が気にしていません。
姑、舅共に私に不満はあると思いますが、私が気にせずに思い通りにしてるので問題なし：）
嫁から崇められるのが当然だという韓国人義両親の概念を、外国人嫁として変えなければなりません。
夫家族の中には嫌いな人もいますが、無視しているのでこれも問題無し。
それは子供がいないからできる事だとは思うけど。

私が韓国生活で一番のストレスは食生活です。
韓国に来るまでは、”和食はそんな好きじゃないし、韓国料理好きだし楽勝”と思ってました。
でも、それは甘かった・・

私は西洋の料理が好きなのですが、韓国には残念ながら美味しい店が少ない・・
ここ数年は良くなって来たけど、ソウルでもカンナムとか高級ホテルとかに行かないと美味しいものがあまり無いかな・・
ここ数年は美味しいパン屋さんとかカフェが増えて随分楽になったけど。

んで、夫との外食に選んでしまうのがガッテン寿司。美味しい回転寿司だから：）
私は元々お寿司そんなに好きじゃな買ったんだけど、韓国に来てよく行くようになりました。
なぜなら、私たちの意見が合致する行きたい店があまりないという・・

夫は８０年代生まれで、韓国の８０年代はまだ貧しい時代だったから、社会人になっても子供の頃に好きだったキムパとかトッポッキとか好きなんですよね。
それに西洋食に慣れていないから、私がイタリアンに誘ってもなかなか行こうとしない：）

私もキムパは好きだけど・・

韓国人でも今の２０代とかは西洋食にも慣れていると思うんだけど。
子供の頃からピザとチキンをよく食べているイメージです。

夫の世代は、子供の頃の好物といえばジャジャン麺なんだろうな。
私は夫よりもずっと年上だけど、私世代の日本人の子供の好物はハンバーグやカレーだった気がする：）

ジャジャン麺も美味しいけどね：）
上の写真はペク先生の香港飯店のチェンバンジャジャン。
魚介類たっぷりで美味しくてボリューム！

そんな感じで、私たち夫婦には食生活の好みに差があるので、休日のお昼にパスタで済ませられない。
パスタ作っても一応食べてはくれるけど、夫的には食事した気がしないみたい：）

だから、平日一人でマッケンチーズ作ったり。
夫にはこの美味しさ分からないのが残念。

私のひとりランチの定番、マムズタッチのディープチーズサイバーガー。チーズ増し増しで美味しかった。

夫は韓国料理が嫌いなわけじゃ無いけど、外ではあまり定番料理を食べたがらないという・・
私はカムジャタンでもスンデクッでもすごく辛くなければ何でも大丈夫なんだけど。

前に食べたこのキムチうどん美味しかった。
うどんは冷凍うどんだと思うけど、キムチ煮込んだスープが好きだから。ダシタ風味でも：）

夫だけではなく、男性はあまり食に関して冒険しない人が多いと思う。なぜだろう？
バスキンロビンスでも、私はいつも初めて食べる味を１つ入れるけど、夫は食べ慣れた好きな味だけを選びます。

新しい味との出会いはどこで？？

というわけで、いつも夫との外食や出前は肉中心になるという：）
羊の串とか、チョッパル（豚足）とか。

韓国に来て感じたけど、日本の食文化って多様で美味しい物が多い。
フランチャイズで個人経営する韓国とは違って、ちゃんと修行しているシェフの方がお店出している場合が多いからかな。

日本に一時帰国すると、胃薬飲みながら美味しいもの爆食するの在韓日本人あるあるだと思います：）